とある教師の教育突破論

現代教育への困難にどう対処し、突破していくかの糸口を独自に考えた独断と偏見に満ちた教育論を展開していきます。

授業中の「先生、トイレに行ってもいいですか?」問題、どうする!?

なさん、こんにちは。

 

Mr.スナフキンてす。

 

お久しぶりです。

 

旅行に行っておりました、

夏休みなので………。

 

さて、ブレイクスルー第4弾です。

 

本日は、

「前回の5分休憩の使い方問題」
続編、

 

授業中に起こる
『先生、トイレに行ってきても
いいですか』問題
です。


いやね、前回自信満々で
トイレは5分休憩に行かせるべきだと
お話しましたけども、

 

そりゃあ………、

ねぇ………、

ありますよね!!

 

授業が始まって5分後………、

「先生、トイレに行ってきてもいいですか?」

 

だ!!

か!!

ら!!

 

5分休みに行っとけ
言うたやないかーい!!!!

 

そりゃあ、5分休憩の使い方だけで、
子どもたち全員が5分休みにトイレに
行けてたら、
そんなの苦労しませんよ。

 

はい、ネットニュースでもありますが、
「トイレに行かせないのは体罰だ!!」
とか


「ホント、学校の先生って
意味わかんないよね。」
とか言われませんよ。


でもねぇ、難しいですよねぇ。

 

授業規律とかあるしねぇ、
ちゃんと時間とってるしねぇ、
本音を言えば、

 

休み時間に行っとかんかーい!!
ですよねぇ………。

 

さて、本日はそんな
授業中トイレ問題についての
僕なりの解決策をお話します。

 

まずは、結論から言いましょう。

 

子ども
「先生、トイレに行ってきても
いいですか?」

 


「ダメです。」

 

僕は、いつもこのスタイルです。

 

 

 

えええぇぇぇ

(゜ロ゜;ノ)ノ(゜ロ゜;ノ)ノ

 

いいの!?

それ、いいの(゜ロ゜;ノ)ノ!?

 

体罰って言われちゃうよ!?(|| ゜Д゜)

 

意味わかんない教師とか
言われちゃうよ!?(|| ゜Д゜)

 

いや………、

いいでしょ( ̄▽ ̄)

 

だって、授業中だよ?

ダメに決まってるじゃん。

 

さぁ、これで僕は
体罰で訴えられるのか…………、

 

意味わからん先生に
仕立てあげられるのか………、

 

そんなことはさせません?

 

僕はね、聞かれたらダメだと答えます。

 

だって、授業中だもん。

 

でもね、ちょっと考えてみてください?

 

トイレ行くのって………、

許可制??

 

それ、許可いります?

 

おしっこ漏らすかどうか決めるのって………、

先生なの??

 


違いますよねぇ!?

自分自身ですよねぇ!?

 

―――――――――――――――――――――

 

授業中、少年A

 

体をプルプルとふるわせている。

全身には鳥肌が………。

 

少年A

「先生、トイレに行ってきても
いいですか?」

 


「ダメです。」

 

少年A

Σ( ̄☐ ̄!!!!!!!)

 

(あぁ、オレはもうダメだ………。

あとは、神に身を委ねる………。)

↑いや、アホか(゜ロ゜)

 

―――――――――――――――――――――

 

ですからね、僕のクラスでは、

子ども
「先生、トイレに行ってきてもいいですか?」

 


「ダメです。」

 

子ども
「………………、」

「トイレに行ってきます。」

 


「はい。」

 

このやりとりです。

 

トイレに行くのに、
許可なんかいりません。

 

必要なのは、
自分の行動を自分で決定し、
自分で伝えることです。

 

この行動は、
トイレどうこうだけの問題ではなく、
あらゆるところで大事になってきます。

 

だって………、

 

ねぇ…………!?

 

 

最終的に自分の行動を決めるのは、
自分自身なんですから、
トイレくらい自分の判断で
行ってもらわないと………、

 

ねぇ!!??

 

ただですね、この
「トイレに行ってきます」
「はい」問題には、
注意してもらわなければならない
ところがあります。

 

決して、
「いいよ」と答えないことです。

 

「いいよ」と答えたら、
子どもはこう考えます。

 

(あ、いいんだ………。)
、と。

 

そうなったら、
あとが大変ですよぉ。

 

「先生、トイレに行ってきます。」
「先生、僕も行ってきます。」
「私も行ってきます。」

 

行列ができてしまいます。

 

そうなったら、

だ!!
か!!
ら!!

休み時間に
行っとけやぁぁああ!!!!

になりますよ。

 

ですから、答え方は
簡素に、冷徹に、無表情
「はい。」と一言。

 

目で訴えましょう、
「ホンマはアカンけどな!!!!」
、と。

 

そうしたら、
行列ができる可能性も低くなりますし、
子どもたちもこちらの意図を
理解しようとし、
次に活かそうとします。

 

(まぁ、個人的には、
心の奥底で「いっといれー!!」って
ノリノリで言ってるんですけどね!!

 

教師たるもの、
そこらへんの余裕がないと
やってられませんよね。)

 


ただね、このやりとり、
必ず新学級スタート時
子どもに伝えるようにしてくださいね。

 

でないと、
「え、何そのトイレの裏技、
オレ、知らないんだけど!!」
となって、

 

「トイレに行ってきてもいいですか」
「ダメです」
「仕方ない、全てを諦めよう」

 

保護者「ちょっと先生、
どうなってるんですか!!??」問題に
発展しかねますので。

 

タイミング的には、新学級の
「トイレ行ってきてもいいですか」第1号が
トイレから帰ってきたあとくらいがベストかな、と。

 

(トイレに行く前はダメですよ。
神の導きがあるので………。)

 

そして、このやりとりが
クラスに浸透するまでは、
ちゃんと先生が誘導してあげてくださいね。

 

でないと、やっぱり、
「ちょっと先生、
どうなってるんですか!!??」問題に
なりかねませんからね。

 

トイレから帰って来るときは、
後ろのドアから
静かに入るよう指導しましょう。

 

社会の常識ですのでね。

 

僕は、
前から入って来た子どもには
「やりなおし!!」

 

扉をうるさく明け閉めした子どもにも
「やりなおし!!」

 

やりなおし、大事ですよね。

 


それでは、今日はこの辺で。

 

ありがとうございました。