とある教師の教育突破論

現代教育への困難にどう対処し、突破していくかの糸口を独自に考えた独断と偏見に満ちた教育論を展開していきます。

人気者先生の落とし穴 ナメられない先生になるには!?

なさん、こんにちは。

 

Mr.スナフキンてす。

 

ブレイクスルー第6弾です。

 

 

前回からスタートした
人気の秘密シリーズですが、
人気者になると、
ある弊害が生じます。

 

それは、
子どもにナメられる
です。

 

 

人気者になるのはいいけど、
ナメられるのはねぇ……。

 

 

徐々に授業規律もなくなるし、
保護者にも裏で色々言われそうだし………、

 

 

ねぇ??

 

 

いやですよねぇ??

 

 

ちなみに、僕はね、
一切ナメられてませんよ。

 

オンとオフの使い方を
こうも巧みに使い分ける先生は、
なかなかいないんじゃないかな、
と自分で思います!!

 

 

ということで、本日は、
人気者をキープしつつ、
ナメられない先生の作り方、
についてお話します。

 

 

大人が子どもにナメられる原因は、
いろいろあるとは思いますが、

 

その1つに
指導と冗談の境界線が

はっきりしない
というものがあるのではないかと思います。

 

 

これは冗談なのか、指導なのか、
それがわからなければ、
子どもは自分の都合の良い方で
解釈しようとします。

 

 

どちらが都合が良いか………。

 

もちろん、「冗談」です。

 

ですから、指導の際、
「おい、これは冗談じゃないぞ。
マジのやつだぞ。」
と理解させる必要があります。

 

だからと言って、
今の言葉をそのまま言ったら、

 

子どもは
(と言いつつも??)
なんて心の中でニヤけて
くることもあるかもしれません。

 

 

ですから、最後に子どもが
笑えないように、
釘を刺すのです。

 

 

(僕はこれを
「痛みを与える」
と解釈しています。)

 

さて、この痛み、
どうやって与えるか??

 

もちろん、
体罰やメンタル攻撃ではありません。

 

 

簡単な話、
一言「はい」と返事をさせます。

 

 

え、返事?

 

それだけ?

 

それだけでいいの?

 

 

いいんですよ。

 

 

「はい」の一言だけで。

 

 

だってね、
今の子ども、
全然返事
しないんだもん!!!!

 

 

注意をしても、
険しい顔をして、
真剣に聞いているフリ
するんです。

 

 

はい、フリです。

 

 

いやね、多分ね、
聞いているとは思うんですよ、
話しているときは。

 

 

でもね、子どもはね、
自分に都合の悪いことは、
すぐに忘れちゃうみたいなんですよ。

 

 

だからね、
子どもの心の中に刻むんですよ、
痛みを。

 

 

簡単に忘れられない
ようにするために。

 

 

これが冗談ではなく、
指導であると、
力ずくで理解させるために、
刻むんですよ。

 

 

注意をして、
指導をして、
最後に話を締めくくったあとに、
返事をさせるんです。

 

 

そうすることで、
お互いの立場が

明確化するんです。

 

 

「やっぱり、先生は先生なんだ。」
と印象付けるんです。

 

 

そうすれば、
絶対にナメられることは

ありません。

 

 

だって、返事をさせる大人、
今の時代、あんまりいませんからね。

でもね、返事って大事じゃないですか。

 

 

社会で返事をしない人間、
信用ならないでしょ?


信頼していけないでしょ?

 

注意という、指導という、
言葉と言葉のやりとりなんですよ。

 

それをね、頷きで返したり、
真顔で無言、表情で返したりって、
おかしくないですか??

 

こっちは言葉で伝えてんだよ!!!!
そんなもん、
言葉で返すのが
当たり前だろうよ!!!!

 

 

そういう話なんですよ。

 

 

それを理解していない先生は、
子どものご機嫌だけとって、
ナメられる。

 

 

このままじゃダメだと思って、
なんとかしようとしても、
時すでに遅し、
なんてことも可能性としては、
十分あります。

 

 

ですから、
子どもに返事をさせる習慣も
しっかり身に付けられたらいいですね。

 

 

ちなみに、返事をしない子どもには


「返事ぃ!!!!」


「返事わぃ!!!!」


「こっちは言葉で言ってんだよ!!
だから、言葉で返せ!!!!」

 

と、厳しく言います。

 

 

そうするとね、子どもは思いますよ。

「この先生、ヤベェ………。」

 

でもね、これが大切。

 

 

あとでしっかり遊んであげたり、
ゆっくり指導をすれば、
子どもとの関係は、
強固なものとなりますよ。

 

 

厳しい指導のあとの、
アフターフォローも大切に。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

ありがとうございました。